HEART full letter 2012

住吉病院本館3階の廊下には、ちょっと変わったプチ・コーナーがあります。

そのコーナーはHEART Full Letter 2012というコーナーで、住吉病院の看護部長が日々折々のできごとを得意の絵手紙にして掲示しているものです。スタッフの慶事についてや、日々の雑感、そしてサッカーねたまで。先日のワールドカップ予選の日についてのことも書いてありました。

最近はケアセンターでも活動ミーティングの内容が掲示されているし、外来SSTグループでは元気が出るカレンダーの販売を始め、よっちゃばる会でも話し合ったことを掲示しており、病院の中ではいろいろなところから情報が発信されています。誰かから情報をもらうだけではなく、他人から教えてもらうばかりでなく、ユーザーの方もスタッフもそれぞれの立場から伝えたいメッセージをオープンにして交流することがはじまっています。そして、ユーザーの方や精神的な困難の経験のあるスタッフが学校でメンタルヘルスについての授業のお手伝いをしたり、講義を受け持ったりすることもするようになりました。アトムズ甲府ではヴァンフォーレ甲府とサッカー教室を開催するようにもなりました。

人と人の交流で必要なのはお互いさま、のやり取りであったり、商売のようにどちらもが得をする関係性であったり、一緒に語ったり活動したりすることで新しい関係性を創造していくことだったりします。その第一歩としてこころのシャッターを上げて、メッセージを発信したり、良い悪いという評価をしないでメッセージを素直に受け取ったりすることが望ましいような気がしています。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。