湯治紀行@国母温泉
- 2012.05.16
- 日記
国母温泉は住吉病院からは離れた国母通り沿いのバス停の前にある市街地の温泉銭湯です。1953年から営業しているということですが、立て直しをしているため、「昭和の銭湯」度はそこそこです。ご主人いわく、2008年に3度目の掘削を行ったところ、46度の源泉が湧出。しかも、湯量が落ちた2本目の源泉(35度)が、昨年の大震災以来湯量が増加して、かけ流しの量が半端ではなくなったそうです。浴室には45度の源泉掛け流し風呂にぬるめの浴槽、超音波風呂にサウナや水風呂のほか、4~5人が入れる露天風呂もあります。入って右手にL字型に配置されている浴槽は源泉の温度差を利用して「わって」温度調整がされているため、水はたされていないという、そんな贅沢な温泉ですが、料金は400円。本当に甲府は温泉に恵まれています。
泉質はナトリウム塩化物―炭酸水素塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)で、少し黄色~茶色がかってぬるぬるしっとりした肌触りがあります。そして細かい気泡が肌について浴後はすべすべ感が抜群の心地よさです。
源泉を惜しげもなく掛け流しにしている、山梨らしい、すばらしい温泉の代表格ともいえる国母温泉。「地域の人に喜んでもらえることが楽しみ」だとご主人はにっこりお話ししてくださいました。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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