情熱無限
- 2011.06.12
- 日記
でご案内した外口玉子先生の講演会に参加してきました。
会場の山梨県立大学池田キャンパスには、県内から多くの看護スタッフが集まっていました。今の職場の同僚やかつての職場の同僚の顔も見つけることができました。
今、自分が職場で新たな試みとしてはじめて行きたい活動の先を行っている方からのお話は大変刺激的であり、久しぶりにお目にかかった外口玉子先生は、十数年前に初めてお目にかかったときそのままに、地域支援にかける情熱はいささかも変わっておられませんでした。
以下、個人的メモから:
・「かがやき会」の事業内容
就労センター「街」パン工房+カフェ/オリジナルクッキーを出している
リサイクルセンター
区の委託作業 多目的ホールは地域のサークル・各種会議に使用
自助グループに事務所や会場を提供
グループホーム ショートステイ
研究報告を出している
朝夕の清掃は地域貢献として丁寧に行っている
宣伝チラシやポスターの配布も行っている
「整備」が別の仕事としてある
地域との交流「フェア」を頻回に
よりよいマナーのために協力関係のある企業からならう
パン製造に関しても研修をうけて腕を磨いている
「あるがまま文庫」記念図書資料室→森田療法普及活動
・当事者と支援者の双方向の学びが重要
・らいの看護も精神看護も、どんなに善意からなされるものであっても、外部交流のない
閉ざされた場は間違っていく
・多様な見方でいろろいろな経験が確かめられる=開かれた場
・ケアを受ける人が主体として選びとることができることが大切
・実践家は自分のやっていることを言葉にしないと伝わらない
・伝える努力をすると学びがある
・みんな自分らしさを発揮したくてうずうずしている
・”助かったという実感”を持てると、自分からの動きが持てるようになる
・”この人なら”と思えた人を通して社会資源(人・場・制度など)の活用が
動機づけられる
・立場や状況によって、自分が担える役割を見出していく経験を重ねると、
自分を認められるようになる
・多様な選択肢があれば”選びとる行為”によって、自分の望んでいる事ことが
はっきりしてくる
・選択するプロセスで参与感が高まると、そのことに責任を持てるようになる
・自分の好きなことや自分のできることを見つけて続けていくと、自身がついて
くる・・・など。
自分の好きなことを一生懸命に行って、まわりの人から元気をもらう。このサイクルが動いているとき、情熱のエネルギーは無限になる!と感じました。外口先生、本当にありがとうございました。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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