長野県障がい者の地域交通網を考える会よりのお願い
- 2011.01.05
- 日記
さまより情報をいただきましたので、ご案内申し上げます。
(ここから転載)
日頃、お世話になっている皆さまへ
新年明けまして、おめでとうございます。
皆さまにおかれましては、佳き年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さてこの度、同封の通り、精神保健福祉手帳を所持している精神障がい者の、交通運賃割引の請願、陳情を行うこととなりました。平成18年に、障害者自立支援法において、「三障害一元化」が実現に向けて法制化されました。しかし、現状では、精神障がいに対しては、他障がいに比べて、福祉の制度が遅れ、不平等が生じているのが現実です。
障がい者を取り巻く問題は、勿論、交通網だけでは無いため、この署名に関しても様々なご意見はあろうかと存じます。が、先ずは、身近な生活の足である、公共交通機関に関して運動を始めることとし、平成20年度から、地元の長野電鉄に対して要望活動をすることにしました。その後、「障がい者の地域交通網を考える会」が発足し、北信の精神障がい者に長野電鉄の電車運賃に関するアンケートをとりました。その結果、467名の方の回答を頂き、高い交通費に生活を逼迫されている状況が明らかになりました。そこで、皆で力を併せて、運賃割引の要望を長野電鉄にしました。ところが同社は、「他の民営鉄道と足並みをそろえていく」という回答に終わったのです。そのため、同会は、全県的な運動にしないと駄目ではないかという意見が出て、他の民営鉄道も視野に入れて、「長野県障がい者の地域交通網を考える会」を昨年9月に発足させ、長野県ピアサポートネットワーク、長野県の家族会他、14団体連盟で、署名活動を行うことになりました。
ポプラの会でも事務局、代表を務めることとなりました。その後の話し合いで、県知事に陳情と、県議会にも請願をすることを決めました。1月9日には、長野駅、長野市役所、長野市民会館で街頭署名、募金を行います。勇気の要ることではありますが、運動することで、現状を変えていかれればという願いを強く持っております。
今年4月に長野県議会議員選挙がおこなわれるため、2月の県議会に間に合う様、署名は1月29日(土)ポプラの会事務局必着で、皆さまにお願いしているところです。時間が無くて、申し訳ありません。短期決戦です。2月3日に構成団体で、長野県阿部知事に署名を持参し、陳情することとなっております。行動していくことで、精神障がい者のみならず、障がい者を巡る問題が少しでも前進しますことを期待し、普及啓発の意味も込めて、この請願が必ず実施されることを目指して、皆でがんばっています。
尚、署名用紙が不足する場合には、お手数ですが、増刷りしてお願いいたします。メールでも添付させていただきますので、ご多用とは存じますが、どうぞ皆様のお力を頂きたくお願いいたします。
この運動が、私たち長野県だけの、一地域だけの問題だけに留まらず、全国に活動が広がっていって欲しいという願いを込めながら行っております。
「誰もが暮らしやすい地域」というものが、絵に描いた餅に終わらず、本当に少しずつでも、夢や理想に近づくことを祈っております。末筆ながら皆さまのご健康をお祈り申し上げます。
皆さまへ 2011年1月5日
NPO法人ポプラの会会長 「長野県障がい者の地域交通網を考える会」代表 山本悦夫
長野県ピアサポートネットワーク 代表 大堀尚美
(ここまで転載)
地方における移動の問題は、「自分の望んだ地域に定着する」ために重要な案件であると私も思っています。今回は、長野県外の方の署名もOKということですので、皆さま、どうぞご協力をお願い申し上げます。署名用紙はこちらからダウンロードできるようにしてありますので、印刷してご使用いただければ、と思います。
署名用紙はこちらからダウンロードしてお使いください
→http://homepage3.nifty.com/recovery/shoko/shomeiyoushi.pdf
署名用紙を開けない方はこちらのアイコンをクリックして無償のAdobe Readerソフトウェアをダウンロードしてお使いください→
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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