ワールドカップ開幕
- 2010.06.11
- 日記
いよいよ2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会が開幕します。
2006年ドイツ大会からの4年間、サッカー日本代表はイビチャ・オシムを監督に迎えて出発したものの、彼は途中で病いに倒れて退任、その後、岡田監督が監督を引き継いで予選を突破しました。しかし、本大会を目前にしてチームは方向性を見失っているのではないか、という感じを持つ人も少なくないと思います。この間、積み上げてきたものは何だったのだろうか、と思うような最近のフォーメーションの不安定さがあり、さまざまなサポーターが怒ってみたり、愚痴を言ってみたりしています。
しかし、私たちの選手が積み上げてきたもの。多くの子どもが目指していながらもつかめなかった代表の座を得るための掛け値なしの努力を忘れてしまいたくはない。「プロなのだから努力は当たり前」ではありますが、その努力の差はわずかな運やタイミングに後押しされて輝きを見せているのかもしれません。かつて我らが聖地・国立競技場で輝いた、若かりし彼らがいたアテネオリンピック日本代表だって、そのすべての人が今大会に出場しているわけではありません。いえ、そんな好運よりも、南アフリカの地面に生きて自らの足で今立っている、このことが彼らの大いなる好運であるのではないでしょうか。
前の代表監督はかつて、自分が指揮していたクラブの試合前にこう言いました。
自分たちを信じないとサッカーなんてできない。・・・・ここ(部屋)で誰がどのように動くか話したって、グラウンドでできなければ意味がない。
自分や自分たちが長い時間をかけて積み上げてきたものを信じてほしい。私はサッカー日本代表を信じます。怒りを決意に、愚痴を期待に変えて、若い人々の放つ輝きを見たいと願っています。
頑張れ!サッカー日本代表!!
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。