第22回IPS勉強会にて

第22回のIPS勉強会が、5月26日に山梨県立大学にて行われました。今回もさまざまな立場の方に集まっていただきました。みんなで一緒に読み進んでいる「ストレングスモデル-精神障害者のためのケースマネージメント-」、今回は第5章”ストロングアセスメント”でした。

  

今回はすみよし障がい者就業・生活支援センターの就労担当者がまとめを発表しました。私は、別件の用事でかなり遅れて会場に到着したのですが、その時には、会場には参加している皆さんが楽しんでいるという雰囲気が感じられました。ストロングアセスメントは、利用者の方の「できること」を評価して指し示すことではなく、支援の立場の者が、出会った人に興味を持って、その人のよいところを探したり、よくなりたいと思っているところに気がついたりするという未来志向型の対話方式のように私は感じています。

今回は、発表者が自分自身の支援方法が、従来の評価法からストレングスモデルに変化させてきた過程や、そのことによって支援者自身が成長したことを伝えてくれました。発表後の参加者による意見交換も楽しく、発表者の方も支援者として、人として日々どうあるべきか、非常に励みと学びになった、という感想を持っていたそうです。

IPS勉強会は毎月1回、県内各地で開催しています。気楽な会ですので、どうぞ足をお運びください。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。