リカバリーの基盤となる10の構成要素

アメリカ連邦保健省薬物依存精神保健サービス部(SAMHSA)が2004年12月16~17日に開催したメンタルヘルス・リカバリーとメンタルヘルス・システム改革に関する国のコンセンサス会議では、110人以上の専門家のパネリストとメンタルヘルス利用者、家族、提供者、擁護団体、研究者、アカデミー会員、マネージドケアの代表、公的組織の代表などが参加しました。そして専門家のコンセンサス声明は、専門家のパネリスト審議の結果から導き出されました。そこでは「リカバリーの基盤となる10の構成要素」が述べられています。

1.自己決定権
2.個別的でありかつ本人中心的である

3.エンパワメント

4.全人的であること

5.リカバリーは直線的でない

6.ストレングスを基盤としている

7.ピア・サポート

8.敬意をもって接される

9.自分自身の健康維持についての責任

10.希望

こういった要素はメンタルヘルスの困難を持つ方々だけではなく、私たち自身のリカバリー(大切なものを失ったり、決して得られぬ夢に敗れたとき、もちろん疾病においても)でも重要なところだと思います。


参考 http://www.samhsa.gov

    National Mental Health Information Center



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