希望を喚起する力

WRAP 元気回復行動プラン
-その世界観に触れる-

  日時:2009年6月27日(土) 13:30~16:00(13:00受付開始)

  場所:山梨県立大学 飯田キャンパス「講堂」
      甲府市飯田5-11-1
      JR甲府駅 南口 徒歩20分
      山梨交通バス利用ならば「飯田3丁目」下車徒歩10分

  参加費:1000円  ※障害者手帳の提示により500円割引いたします

  講師:コープランドセンター認定ファシリテーター

  参加申し込み:不要

  ※ご来場には公共交通機関をご利用下さい

  詳しくは山梨WRAP講演会実行委員会ホームページをご覧ください。
   下の画像をクリックしてくださるとホームページに飛ぶことができます。

昨日はIPS勉強会第11回が行われました。富士吉田地域福祉交流センターに多くの関心を持つ人々が集まっていただけました。今回の第13章は高い教育歴を持つクライアントが再び仕事につき、リカバリーしていこうとするときに、支援者はどのようにしていくことが望ましいのか、を考えさせる内容でした。最初にレジメをご報告いただいた後にいろいろな方々の想いをうかがうことができました。私は、人々の想いをつなぐカナメになる言葉は「希望」ではないかと思いました。

私たち、頑張る人を応援しようとする仕事についている者はどのようなスキルが必要なのか、という話題を提供させていただきました。私は、それは「希望を喚起する能力」であると思っているので、それを少しご披露させていただきました。

希望を喚起する能力
Providers’ Hope-Inspiring Competence(Russinova,Z, 1999)

   1.リカバリーの可能性を信じている。
   2.将来の成果が定かでないことに耐える。
   3.利用者のためにより良い成果を出そうとする動機が高い。
   4.希望を喚起する資源を豊富に持っている。

サービス提供者は、肯定的な態度だけでなく、希望を喚起できなければならないと私は思います。なぜならばリカバリーのきっかけには「希望」が不可欠なのだと思っているからです。今回も多くの気づきに満ちた会を持つことができました。ご参加いただいた皆さまに感謝いたします。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

財団法人 住吉病院の求人情報はこちら

(wrote:財団法人 住吉病院