すみよし健康セミナー
- 2009.03.14
- 日記
今年もすみよし健康セミナーが開催されました。
昨年、私が「病いがあっても働ける」という講演をしましたが、あれから1年たって、法人にはすみよし障がい者就業・生活支援センターが開設されました。センター事業は三障がいに対して支援を行うものですが、期待は大きく、その分、個別就労支援を行うに困難があるとも感じられます。
そのような中で、NTT東日本-山梨様では、パソコン教室を行いながら個別就労支援を展開されておられ、そのご担当者様の発表をうかがいました。私が追い求めながらも、このところ忘れかけていた「病いがあっても働ける」という強い気持ち・情熱を身にまとった方がそこにおられました。先月も原点を思い出さなくてはならないと身を引き締める機会を得ましたが、今回もまた、つい忘れがちな「大好きな仕事をしていくのだ」という気持ちの奥のものが暖められるのを感じました。
今年は3人の当事者の方がご発表くださいました。会場は大きな感動につつまれました。そして「誰だって回復/リカバリーできるということを伝えたい」というご発言を聞くに及んで、頬をなにかが伝わっていくことを感じました。
「熱は熱を呼ぶ。」この言葉を今一度思い起こし、情熱を持って前進しようという元気が身体に満ちたひと時をすごしました。ご発表いただいた方、集まっていただいた方、すべての方々に感謝します。
(wrote:財団法人 住吉病院)