リハーサル
- 2009.02.18
- 日記
原稿用紙に自分で書いた文字をながめながらちょっと緊張した顔と声。ゆっくりと息を吸って話は始まりました。
あさって開催される「山梨精神医学研究会」で、就労支援のシンポジウムを行いますが、その場で自分自身の体験を発表してくださる当事者の方の発表のリハーサルを聞かせていただきました。
自分の職場の業務を紹介してくださいました。業務手順も仕事場で使われている用語も完璧に覚えこんでいることがわかりました。何回も働くことにチャレンジして、とうとう見つけた「働きたかった職場」。仕事場での頑張って一生懸命働く姿が目の前に浮かぶような気がしました。話しをうかがいながら、これまで働くことにかけてきた当事者の方々や支援者の人々の顔を思い出しました。よく聞いたフレーズが心の底のほうからわきあがってきました。
「いつか、きっと、うまくいく。」
話を聞き終わり、拍手をしながら、胸が熱くなるのを感じました。あさってのシンポジウムが本当に楽しみに思えてきました。
(wrote:財団法人 住吉病院)