ノロウイルスから身を守る
- 2009.01.13
- 日記
山梨県では、昨年も暮れから感染性胃腸炎の報告が増加しているそうです。
http://www.pref.yamanashi.jp/fukushi/kenkozsn/srv/graph/graph05.htm
冬季の嘔吐・下痢を発症させる感染症の代表ウイルスとしてはノロウイルス、ロタウイルスがあります。
かつて冬季の感染性胃腸炎は「腸感冒」などといわれて学校等では学級閉鎖となる事がありました。冬季に多く(通常11~12月がピーク)、生カキを食することによって発生する食中毒はよく知られていますが、ヒト-ヒト感染の力がきわめて強いとされています。ノロウイルスは「はしか」や「風しん」のように一度発症すると生涯かからないというものではありません。これはノロウイルスといってもいろいろな種類があることと関係しているといわれています。
ノロウイルスはアルコールで消毒しても活性は失われません。正しい知識をもってウイルスから身を守ることが重要です。山梨県ではQ&Aを公開して、啓蒙に努めています。http://www.pref.yamanashi.jp/barrier/html/kenko-zsn/images/03054383070.pdf
東京都福祉保健局による対策標準マニュアルは写真入りでわかりやすいと思いますので、こちらもご参照ください
http://www.fukushihoken.metro.tokyo.jp/shokuhin/micro/noro_manual.html
(wrote:財団法人 住吉病院)
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