訪問看護情報交換会
- 2008.03.06
- 日記
当病院の訪問看護室長の呼びかけにて、さる2月23日に第1回の精神科領域での訪問看護情報交換会が当病院会議室で開催されました。参加は県内の民間精神科病院5病院のスタッフの皆さん14名でした。
最初に住吉病院訪問看護室の現状を資料・パワーポイントで報告し、それから情報交換に入りました。当病院訪問看護室長からの報告書から話題になったものを列挙していくと、
1)訪問看護は2人で行くか、単独か
2)退院前訪問はどうしているか
3)患者さまの反応で悪いことはなかったか
4)患者さまの受け入れや医師の意識はどうか
5)車代は?
6)承諾書はどうしているか
7)事故が起きたときの対応
8)生活保護を受けておられる方への対応
9)デイケア・作業療法部門など他のサービスとの兼ね合い
10)訪問回数の決定はどうしているか
11)訪問回数の多い人はどのくらいか
12)遠方の人や訪問看護が困難なケースをどこにいれるか困る
13)訪問看護の終了は、どうしているか
14)アルコール依存症の患者の訪問は
15)人格障害をお持ちの患者さまの訪問は
16)訪問看護で利用者の病名を選ぶことはあるか
17)訪問先での駐車場はどうしているか
18)病院名の看板のようなものは?
19)訪問時の衣類は
20)携帯電話は
21)記録物は持ち出すか
22)服薬管理の方法は
23)訪問看護でやってはいけないことは
24)記録の残し方
非常に多岐にわたる疑問点について、お互いの実践を共有し、業務をより良いものに進化させていこうという参加者の気持ちが表されていると思いました。次回からは、よりきちんとした会の形式をとり、第2回は5月末から6月はじめを目安に住吉病院訪問看護室が主に連絡・調整を行って開催をはかることになったそうです。
この地にとっての、新しい地域医療の流れがまたひとつ、かたちを見せ始めてきました。
(wrote:財団法人 住吉病院)
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