アルコール「行軍」2008年1月

新年1回目のアルコール「行軍」は1月21日、万力公園が目的地でした。冬の寒さを感じる朝でしたが、前夜の雪は幸いなことにあがり、患者様とスタッフは病院に残る人たちの見送る中出発し、目的地を目指しました。

今回はOTS(作業療法士実習生)が1名参加され、感想を送っていただきましたので掲載します。

 アルコールセンターで月1回行われている行軍に参加した。
 今回は万力公園を目的地に、徒歩での参加10名、スタッフ4名、計14名で出発した。

 前日に雪が降り、とても寒い朝であった。各自がそれぞれのペースで歩き、自然へと目を向けたり、
 変化する天気を感じたり、スタッフや他の参加者を会話をしながら、約24kmの道のりを歩いた。
 疲れの出てくる後半でも、参加者の最後まで歩こうという意欲は高かった。最後まで元気な参加者
 に比べ、後半はペースも遅くなり、「あとどれくらいですか?」と聞く回数がぐっと増えた。

 参加して1番感じたのは、達成感と適度な疲労感、つらい道のりを共に歩いたという
 仲間意識が強くなったようであった。活動が人に与える影響の大きさを実感した。
 歩くことの楽しさと自分の運動不足を痛感した一日だった。

Mさんにとっても、日常では得られない体験になったでしょうか。

万力公園についてはこちらをご覧ください。↓
http://www.city.yamanashi.yamanashi.jp/kanko/playing/06.html

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(wrote:財団法人 住吉病院