入院中の方にマスクを(お願い)
- 2020.06.12
- 日記
新型コロナウイルス感染症の流行に伴い、一時は非常に入手困難となっていたマスクでしたが、最近ではさまざまな店頭に並び始めました。しかし、第二波の流行も予測される中、まだ値段は安価でなく、手に入れられない方がいらっしゃると聞いています。住吉病院の外来ではマスク着用のお願いをさせていただいていますが、時にお持ちでない方もいらっしゃり、私自身が個人的にいただいたマスクをお使いいただいたこともあります。
国からは布マスクが全戸に配布され、徐々にいきわたりつつあるとされています。しかし、この配布された布マスクは、精神科病院に入院中の患者さんには届いていません。
病院のポストは1つなので、1セットのみ投かんされました。
しかし、長い入院期間のために病院に住所がうつされてしまった方や、遠方からのご入院でご家族との接点も少なくなり、手元に配布されても受け取らない方もいらっしゃいます。
精神科病院に心ならずも長く据え置かれている方がたも国の背策の恩恵を受けるに値する人たちであることは間違いありませんが、いないこ社会の視点からは「いないこと」にされているような気がしています。、厚生労働省のホームページには「不足の場合に追加配布を申請できる」とありますが、数の不足ではなく、本来世帯に当たり前に配布されるものを手に取る権利がないがしろにされているのではないかと思います。
厚生労働省のホームページはこちら
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/cloth_mask_qa_.html
そこで、精神科病院に入院中の方の手元にマスクが届くように、マスクのご寄付をお願いしたいと思いました。今回は病院内での使用ということで、
●ガーゼマスク
(国から配布された布マスクもOK)
●不織布マスク
※いずれも市販されているもののうち未開封の者に限ります。
とさせていただこうと思います。1枚からでもありがたいです。長く病院にいらっしゃる方も社会の一員でいらっしゃるというメッセージを届けたく、ぜひ皆様のご協力をお願いします。
サポートハウスとびらのブログでもお知らせが掲載されていました。
https://supportobira.blogspot.com/2020/06/blog-post_12.html
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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