ソーシャルフットボールの素晴らしさを伝える
- 2019.06.28
- 日記
私どもの病院では、医師の研修のほかに看護師・精神保健福祉士・作業療法士を目指す学生の方々の実習もお引き受けしています。それぞれ同職種の先輩スタッフからの臨床指導を行いながら、職種を超えたスタッフからのメッセージも伝えています。
ある日、作業療法士課程の学生に病院スタッフからプレゼンがされているところに通りかかりました。テーマは「ソ-シャルフットボール」すなわち、精神疾患をお持ちの方々によるフットサルの活動についてです。
弊法人にはJリーグのクラブで子どものサッカースクールのコーチの経歴のあるスタッフがおり、アトムズ甲府のコーチもしています。彼からみたフットサルの意義についての話があり、私からも少々思うところを伝えさせてもらいました。
重要なのは、フットボールは誰がプレーしてもルールの中で自由に振る舞うこと、それ汚ぞれの人がその人なりの役割を果たしながら、チームとして進んで行くことだということを伝えたつもりです。そして、チームの目標のためには診断名があるとかないとかも関係なく、クラブに関わるものとしてそれぞれが成長するものであり、これは治療の文脈においてはえられないものであるという、私の経験もお話しさせていただきました。
※もちろん治療の文脈においても有用性の研究はあります
実習生の方々も、自分の通う学校の周辺にはきっとソーシャルフットボールのクラブがあると思います。ぜひ、地元に戻ってそのような活動に参加してもらいたいと思いました。
法人のご利用者の方々を中心に活動し、病院としてもできるサポートをさせていただき、個人的にも私はサポーターとして参加(単にクラブの会費を払っているだけですが・・・)している地元のクラブ「アトムズ甲府」の活動もご覧ください→http://atomskofu.blogspot.com/
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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