白州名水そば
- 2018.05.26
- 日記
旧聞になりますが、今年のお花見は北杜の神代桜を見に行ってきました。あいかわらず観光客でごった返しておりましたが、配偶者とともにお天気も良く、美しい桜を堪能しました。
せっかくなので他にも見ていこうということになり、サントリー白州工場で見学をして帰路についたところ「白州名水そば」という看板をみつけました。誘われて車を走らせてみると野原の中にぽつんと公民館のようなたたずまいの施設があり、みるとたしかに「そば」の暖簾がかかっていました(ちなみにこの暖簾は東京の河童橋で買ったものらしい)。
店内は広く、窓も大きく八ヶ岳をバックに畑が広がるという良いロケーションです。ただし、一般的なおそば屋さんに期待されるような粋な風情などはまったくありません。テーブルも思いっきり素っ気ないテーブルで、ホワイトボードにいかにも手づくり風な掲示物もあり、公共施設っぽい感じがします。
この日は十割そばがありましたので、野菜てんぷらを2人でシェアすることにして一つは大盛りで2人前頼みました。天ぷらはかき揚げと季節の野菜ときのこ。やや冷めてシナッとしてしまっていましたが野菜の甘みもありおいしかったです。
おそばは本業ではない方々が打ったとは思えない(失礼!)本格派で瑞々しく、コシも香りもありおいしい蕎麦です。つけ汁も甘さを抑えめの返しに鰹だしがかおるもので、おそばとの相性もよかったです。ちなみにそば粉も地元鳥原平で採れたもので、敷地内の製粉工場で挽き、地元の方が打っています。
接客はおかみさんがとても気さくで、愛想よく応対していただきました。調理場にもやはり地元の皆さまです。このおそば屋さんは東京から移住された方々が日頃は定職を持ちつつ、土日祝日のみ営業しているところだというところです。農業体験などもあるそうで、掲示物には地元の障がいをお持ちの方の施設の紹介もあり、私たちがすすめようとしている農業の志向性にも近いところのように思いました。帰ってからネットで検索してみると、ここはぐーももファームさんという団体がやっておられると知りました。いろいろなつながりが出てきそうな1日でした。
ぐーももファームさんのご案内はこちらから→http://goomomo.com/?page_id=3558
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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