弓のように
- 2018.03.19
- 日記
私の仲間たちは精神的困難を経験した方々が働こうとすることの応援をしています。
「働いて元気になる!」を胸にしている人々が自ら人生を変える瞬間に立ち会い、そしてそれに立ち会った人もまた自らも己が生き方を変え、一歩を踏み出していくことがあります。そのような連鎖に立ち会えることは自分自身の学びであり、かけがえのない贈り物だと感じます。
いま、新たな道を切り開いていこうとする方々を目の当たりにするとき、レバノンの詩人、ハリール・ジブランの「子どもについて」の一節を思います。
※「ハリール・ジブラーンの詩」神谷美恵子・訳(角川文庫)より。
あなたがたは弓のようなもの
その弓からあなたがたの子どもたちは
生きた矢のように射られて、前へ放たれる。
射る者は永遠の道の上に的をみさだめて
力いっぱいあなたがたの身をしなわせ
その矢が速く遠くとび行くように力をつくす。
射る者の手によって
身をしなわせられるのをよろこびなさい。
射る者はとび行く矢を愛するのと同じように
じっとしている弓をも愛しているのだから。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
-
前の記事
触法精神障害者とIPS援助つき雇用 2018.03.18
-
次の記事
IPS援助つき雇用勉強会@3月のお知らせ 2018.03.21