精神障害者地域移行推進研修会@長野県

さる9月25日に、長野県の精神障害者地域移行推進研修会に同僚とお招きいただいて、講師として研修のお手伝いをさせていただきました。

  

会場は塩尻から車で登ること30分弱の県の研修施設で、眺望の素晴らしいとところでした。今回は71名の地域移行支援のお仕事に関わっておられる方々にお集まりいただきました。私たちが講演の部分を分担で担当し、その後はグループでのワークショップという、もりだくさんのひと時でしたが、参加された方々との対話を通して私も自分の中の元気を温めることができました。

  

さまざまにご配慮いただきました、長野県精神保健福祉センターのスタッフの皆さまにこの場をお借りして厚くお礼を申し上げます。

  

恒例によりまして、当日会場でいただいたアンケートのうち、ブログ掲載のお許しの出たご意見の一部をご紹介させていただきます。

・向谷地PSWの研修もそうだが、当事者の方々が参加され、ピアサポートの重要性を強く感じた。
・当事者の方のお話がきけて良かったです。
・また多職種による研修の機会を設けていただければありがたいです。
・リカバリーという言葉が専門用語でなく普通につかわれている言葉だと聞いて、とてもいいと思った。
・専門職は期待度が低いと言われたが、その通りと思う。もっともっとストレングスの視点でいきたい。
・ドクターは、チームで診断することはできないのでしょうか?個人差がものすごくあって、常に
 歯がゆい思いがします。
・半日という短い時間にも関わらず、充実していました。
・つらい時期を乗り越えてこられた方の話は説得力があります。
・半日ではなく、1日にして欲しかった。
・住吉病院の取り組みがとても新鮮(自分の地域と比較して)でした。また、新たな取り組み、より
 具体的な事例を伺ってみたいと思いました。
・本人の不安に的があたるまで、信頼関係が築けるまでがポイントであると思いました。
・体験談がとてもありがたいと思いました。
・有経験のスタッフが身近にいないので、中谷先生方の話を聞き胸におちた気がします。
・時間が足りない。この内容なら1日研修でも良いかと思います。
・人には、回復できる力がある。
・働くことが大きなストレスになることもありますが、良いストレス、そして生きがいにつながっている
 ので、もっと障害の理解が広がり、いろいろな場で働けるようになればと思います。
・山梨と長野で合同で実のある研修ができると良いかもしれませんね。
・先生の声がよかったです。
・実際に精神的な困難を克服され、活躍されている方のお話しを聞けて良かったです。今日お話に
 出たこと以外にも、実際にはうまくいかず、悩んだことも、現在進行形で悩んでいることもあるかと
 思いますが、同じ生きていく人間として、目標や希望をもっていろんな人々と関わっていくことが
 リカバリーにつながるのかなと思いました。
・想像力だけではカバーできない体験をされて現在があることに、いつもながら驚かされます。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。