湯治紀行@湧暇李の里樹園

南アルプス市、旧八田村にある湧暇李の里(ゆうかりのさと)樹園は、第1回ラグビーワールドカップの前にジャパンが合宿を張ったことのある、自然と触れ合う体験もできる公共施設です。

  

男女風呂とも3つの浴槽に温泉がひかれ、100%掛け流しのぜいたくさです。

泉質: ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
温度: 34.9℃
湯量: 150リットル/分(ポンプ汲み上げ)
市外在住者(入浴のみ)大人:550円

樹園さまHPより拝借しました

温泉は内湯のみです。写真は入ってすぐのところにある高温槽ですが、浴室は中庭を挟んで2つに別れるというちょっと変わった造りになっており、奥にある浴室には2つの湯船があります。夏場になると比加温になるという低加温槽と通年で源泉が張られている源泉槽です。一番人気は一番奥にある源泉浴槽で、最初はひんやりしますが長く浸かっているとかなり気持ち良くなってきて、いくらでも入っていられそうな感じです。ここのお湯は源泉かけ流しなのですが、なぜか浴槽のお湯には塩素が投入してあるらしく、そこが残念でした。

  

お湯はほぼ無色透明で、ごくわずかに茶色の細かい湯の花がありました。浴感はすこし重たく、ぬるぬる感に若干きしきし感のあるお湯でした。源泉槽に長く浸かっていると肌に泡つきがありました。加熱した湯船はぬるぬる感はちょっと弱めでした。 ぬるめの湯と相まってとても気持ちよく湯に浸かることができました。私が行った時はちょうど夕方で常連さんが多く入浴されており、浴室内はけっこうな人でしたが、常連さんはみんな源泉槽にじっくり入っていて、10人近く入れそうな浴槽であるにかかわらず、順番待ちをしました浴後のお肌はつるつるぴんぴんでした。

※湧暇李の里樹園さまのホームページはこちらから→http://www.jyuen.info/

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。