湯治紀行@談露館
- 2013.05.22
- 日記
甲府市内の老舗ホテル「談露館」で会合があり、でかけました。会合が終わって帰ろうとすると、1階のやや目立たないところにに「温泉大風呂」の表示が! さっそく立ち寄り湯できるかとスタッフの方に尋ねたところ、通常1050円のところ、会合で利用したために半額525円で入浴できるということ。いつ入るの?今でしょう!ということでお金を払い、荷物をフロントに預け、貸しタオルを受け取って入浴しました。
ホテルの浴場ですが、温泉分析書も表示されていて、本格派であることが分かります。浴室は小さくて実にシンプル。3・4人が入れる浴槽一つだけですが、加水も加温も塩素使用もない100%源泉かけ流しだそうで、オーバーフローした温泉が床を流れていました。ただ、カランのいくつかは「故障中」という張り紙が・・・シティホテルなのにうらびれた雰囲気がしていました。その点は近くの のほうに軍配があがると思いました。
この温泉は1965年に湧出温度46度という高い温度で掘り当てられたそうで、現在に至るまで豊富に湧出し、加温・加水無しでかけ流されています。
源泉名は甲府市内旅館組合第一号泉といい、市内の3軒のホテル(談露館・古名屋ホテル・ドーミーイン甲府)に配湯されているそうです。
泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉(弱アルカリ性食塩泉)で、
ラドン含有量 0.947×10^-10キューリー/リットル 0.260マッヘ/リットル
色調はうすい茶色、わずかに硫黄のにおいもする、甲府市内に共通するモール泉です。お湯の中にはおおくの黒い羽のような形の湯の花が見られました。湯の花度は古名屋ホテルより上のように思います。
浴感も、お湯がやわらかくまったり感・すべすべ感があって温泉としての質は高く、浴後も肌がすべすべして湯冷めしにくい特徴がありました。
お値段は高めですが、立地条件と泉質からすれば上等の温泉です。会合がある際にはお値打ちでもあり、また入りたいと思います。
談露館のHPはこちらからどうぞ→http://www.danrokan.co.jp/
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
-
前の記事
働いて元気になる!日精看スタートアップ研修 2013.05.19
-
次の記事
PIPCセミナーin山梨のご案内 2013.05.25