「つながり」IPS全国研修会

12月22日、東京大学で第2回IPS全国研修会が行われ、参加させていただきました。全国からさまざまな立場の方がさまざまな思いを持ち寄って、つながることのできた会でした。

  

午前中は、私は「日本のIPS」という題でお話しさせていただきました。「日本の」とはいっても、日頃自分の考えていることと、これから仲間とどのように歩んでいけたらいいのか模索中であることをお話しさせていただきました。スライドの一部で、本意の伝わりにくかった部分があり、のちにそれをご教示いただくことがあり、大変勉強になりました。自分の思いと、ある方の思いがいつも同じではない、という当たり前のことを忘れてしまうことが少なからずあるので、こういった対話からから自分は学ぶものが多いと思いました。ご教示いただきました方、ありがとうございました。

午後は、広島にある草津病院の澤田氏・丸山氏の事例検討ワークショップのお手伝いをさせていただきました。たくさんのご参加者の方々のグループワークに触れている中で、やはり「自分と意見が違う人に出会ったときに、敵視したり排除したりするのではなく、その人がどうしてそのように思うようになったのか、を訪ねてみる」というご意見ではっとしました。思い込みを手放して対話することの重要さをここでも学ぶことができました。

  

他の分科会でも、クロージングセッションでも、さまざまな立場や意見の方が「働こうとする人を応援する」ことを一つのキーワードとして対話をしていく時間が持てた1日だったことが伝わってきました。私がこれから出会う仲間の人にはたくさん元気であったり回復している人がいるでしょう。私個人もまだこれからうまくいったりいかなかったりしながら思い込みやとらわれから回復していくでしょう。IPSの枠組みは、医療や福祉分野での均てん化や品質保証という観点から非常に重要ですが、それを超えてさらに、自分が強く思いを向けている人が人生を大きく変える瞬間に立ち会うために私たちはどのように知恵を出し合えるのか、これからもっと多くの人々とつながりたいと思いました。

研修会を企画運営してくださった主催者のNPO法人地域精神保健福祉機構(コンボ)・JIPSA( 日本IPSアソシエーション) 、共催されたNPO法人ゆるら、協力してくださったNPO法人NECST ボランティアサークルときたまの皆さまに厚くお礼申し上げます。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。