湯治紀行@高砂湯
- 2012.10.04
- 日記
朝日通り商店街からちょっと入ったところにある「高砂湯」は1924年創業の大老舗の銭湯です。建物は甲府空襲で焼けてしまったものの戦後に再建され、さらに建て直されて今日に至っています。建った時には存在したであろう「高砂湯」という名前は「高」はあるものの「砂」は一部だけが残り、「湯」は痕跡しかありません。
番台形式で、木製ロッカー、籐編み丸型の脱衣かごと、昭和のにおいがプンプンします。番台におられたおばさまに尋ねてみると、いつ操業を開始したのかは「知らない」ということでした。せっかくなので写真をお撮りしてよいかお聞きして、お許しを得ましたので1枚パシャリ。浴室は、見事なまでになにもなく、いろいろな温泉銭湯で見かける「泉質表示」もありませんでした。タイルの一部もはがれていて、これはちょっと。。湯船はふたつありますが、繋がってるので温度は同じようです。広い方はジェットバスになっていました。後から調べたところ、泉質はアルカリ性単純泉だそうですが、温泉の臭いは特にしませんでした。
なんだか、子どものころに行ったことのある「近所の銭湯」のような高砂湯。懐かしい感じのするところでした。湯上り感はさっぱりしてぽかぽかする温泉銭湯でした。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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