湯治紀行@トータス温泉

住吉病院から自転車で15分ほど走った、国道20号線沿いのマンションの敷地内にトータス温泉はあります。

  

泉質は低張性弱アルカリ性高温泉で、源泉温度が58度と高いため、加水していますが市内にあるのに温泉をかけ流すという、甲府によくあるぜいたくな温泉施設です。営業時間は10~23時、料金は500円と、銭湯よりちょっと高いのですが、露天風呂とシャンプー・リンスが使えます。

外観はこじんまりとしていて、地域の方限定といった趣です。
浴場入口にかぶり湯がありますが、その他に内湯は2つあり、小さい浴槽が熱めです。浴槽から溢れた湯が床を覆って流れているのが、とてもイイ感じです。そしてライオンの口からお湯が出ています。どうせだったら亀にすればもっと「トータス」だったのに少々残念でした。

かけ流しのお湯は肌がツルツルと滑らかに感じる柔らかい感触の湯です。外には小ぶりながら露天風呂もあります。市街地にあるので周囲は高い壁に囲まれていますが、岩風呂で長湯のできる温度のなかなか雰囲気のよいものでした。お湯の色は褐色から日に当たると金色に見えるということで「金の湯」とも称しているようです。湯の花も見えました。壁には「フォッサマグナの湯」解説でおなじみ田中収・大月短期大学名誉教授の「トータス温泉『金の湯』の温泉特性」が掲示されていました。

ここもまた、新亀遊温泉・黄金温泉と似た湯質のいいお湯でした。

トータス温泉の場所はこちらをご参照ください→http://spa.sound-f.com/kofu/tortoise.html

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。