IPS研修会@豊中市

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先日、同僚と一緒に豊中市にお邪魔し、「IPS(リカバリーを応援する個別就労支援プログラム)研修」をさせていただきました。土曜日の午後から日曜日の午前中にかけて、みっちり6時間半、グループワークを取り入れながら、情熱のある参加者の皆さまと大いに学びを深めることができました。

  

初日はIPS(Individual Placement and Support)援助付き雇用の概論をお話し、働くことを考え始めるのに必要なのは「夢と情熱とサポーター」というご提案をさせていただき、ストレングスモデルの考え方を深めるという流れでした。また、私と同僚の経験からご参加の皆さまに何が伝わったのかを教えていただきました。
・はじめに
・リカバリーってなんだ?
・現場での工夫
・働いて元気になる!
・ワークショップ?@
・ストレングスモデルとは

2日目は、さらにご一緒に学んでいきました。同僚によるIPSインテークの実際、日常の生活管理プランとしての「すこやか貯蓄計画」、最後に「私が明日から就労支援に関してやってみたいこと」というワークショップを行いました。
・チェックイン
・ワークショップ?A
・IPSインテーク
・すこやか貯蓄
・ワークショップ?B
・チェックアウト
ご参加いただいた皆様から頂戴したアンケートのご回答のうち、ブログ掲載をお許しいただいたものの一部をご紹介いたします。

・今回のような研修はまた参加したい。
・「働けないストレスだってある」なるほどと思いました。
・1日目の講座の中で初心に戻れました。
・すこやか貯蓄の時間をもう少しいただけたら良かった。
・障がい受容ができない又はしたくない人への支援についても、同じアプローチが有効であれば
 と思いました。
・最初の講義「働くことで元気になる人もいる」で、はげまされた。
・なごやかなふんいきで参加しやすかったです。明日からまた頑張ろうと思えました。
・これまでこちらが介入しすぎていた。相談者は自分で考えて行動するということに気付いた。
・ワークショップ形式ですべての人が語り、考え、私たち自身のはじめの一歩を宣言できたのが
 よかったです。私たちも人から学び、人からエネルギーをもらえました。
・就労プランのワークシート実際に使いたいと思います。
・彼らの可能性を働く現場(雇用主・職場の人たち・・・)に伝え、共に働く条件をつくり出して
 いきたい。
・IPSのインテークは出来たら参加者としてもロープレをして体感してみたかったです。
・(良かったセクションは)2日目のストレングス/すこやか貯蓄
・制限や制約があることが多いので、その中でも生き生きと働けるような職場が多くなれば
 いいなと思います。
・厳しい雇用状況の中で働くこと、就労先を見つけることも、定着も大変ですが、失敗を挫折
 でなく、経験と受けとめるようにフィードバックできたら良いかと思います。
・プレゼンテーション、ワールドカフェが混ぜてあり、知識を得るとともに自分で考え、他の
 参加者と共有することで、体験として身についた。
・(良かったセクションは)面談のロールプレイング(相談者自身にそのままを記入してもらって
 いるところ)。
・IPSについては、数年前、リハ学会で学びました(国立での開催)が、今回は具体的でより
 理解しやすかったです。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。