日本のホマレ

旧聞になりますが、さる1月9日、FIFA2011年の年間表彰式がチューリッヒで行われ、2011年FIFA女子最優秀監督賞には女子ワールドカップ2011ドイツ大会で初優勝した「なでしこジャパン」の佐々木則夫監督が受賞しました。

そして、その日本チームのキャプテン、澤穂希選手が、なんと女子部門の年間最優秀選手バロンドール「FIFA Ballon d’Or」に選出されました!

ワールドカップ決勝の延長戦後半にみせてくれた澤選手の神がかりの同点ゴールは、テクニック、スピード、そして情熱と、すべてが完璧なゴールでした。日本の女子代表のつらい時代を経て、「世界最高のフットボールプレーヤー」の称号という、大きな実りを得たことはかつてヴェルディとベレーザが練習をしていた通称「ランド」のグランドで子どもにもサポーターにもきさくに接していた姿を知る者として、稲城市立競技場や西が丘や国立競技場での戦いを眺めていた者として、心の底から励まされた気持がしました。元気に応援していらっしゃったお母さまの喜びもひとしおであろうと推察いたします。

サッカーをする人々にとっての最高の栄誉を手にされたお二方に、心から祝福を送りたいと思います。そして今年のロンドンオリンピックでのご活躍を期待しています。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。