酒なし忘年会2011
- 2011.12.21
- 日記
さる12/19、今年もアルコールセンターでアルコール依存からの回復を願う人や、その人のことを思う人たちによる「酒なし忘年会」が開催されました。
会場となったアルコールセンター2Fの会議室には多くのご本人、ご家族、関係者の方々が集われました。はじめの言葉に続いて断酒会誓約朗読が自治会の方により読み上げられ、私もご挨拶をさせていただきました。その後、大河原副院長の講話があり、ご本人様、ご家族の断酒会会員様が体験発表をされました。今年もさまざまな方による、それぞれの回復のストーリーをうかがいました。
自治会長様の謝辞のあと、松野理事長の音頭で全員がお茶で乾杯をし、みなさま心づくしの果物や食べ物を囲んで、大いに交流と相互の学びを深めました。
今年の副院長講話は「回復について」でした。以下は、私の記憶にあるメッセージです。
・回復とは、薬物依存症の人にもあることを知っている
・摂食障害のご本人やご家族にもあることを知っている
・たとえ犯罪を犯した人においても回復の可能性があると思う
・アルコールからの回復を願う人も、精神的な病いを持ちながら回復を願う人もいる
・精神的な病いをもつ人にも回復がある。アルコール依存症のあなたたちより低いということはない
・誰だって回復する可能性がある、ということを信じて欲しい
困難からの回復は人それぞれであって、だからこそ回復を信じることに差は生じない、信じていいのだ、とあらためて励まされた講和でした。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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