第8回精神科薬物療法研究会inやまなし
- 2011.11.14
- 日記
さる11月8日に、第8回精神科薬物療法研究会inやまなしにお招きいただきまして、就労支援と精神科薬物療法についてお話しさせていただきました。
統合失調症の認知機能障害と、薬剤による認知機能の悪化、特に多剤大量療法と抗コリン剤の使用についてアウトラインをご紹介したのちに、IPS(Individual Placement and Support:IPS援助つき雇用)の魅力をお話いたしました。
恒例によりまして、いただいたアンケートのうち、ご紹介のご許可をいただけたものの一部をご紹介いたします。
・働く事が本人を幸せにするという事がよくわかりました。
・いつも精神科のお医者さんのこうえんをきくと、薬局薬剤師が患者様から聞いた情報をフィード
バックしたいと思うが、なかなか現実的にできないのが残念だと思う。
・働くことの喜びを知って欲しいが、健康な人も就職難の今、なかなか難しい。日本は障害のある
人にまだまだ冷たい国だと思う。成人になるまで障害のある人とほとんど接せずに生活している
のも原因かもしれない。
・薬剤師の立場や、医師の立場の考えを合わせながら講演して頂きありがとうございました。
・リカバリーという新しい考えを知ることができた。
・働いている人は本当にキラキラしている。一緒に働くとエネルギーをいただける。
・精神疾患のある患者さんに、薬剤師としてどのような支援ができるのか、擬態的な話しが
聴きたいです。
・働くことを支援する上で薬物療法について勉強することは大切だと、改めて感じました。
・司会の方とのやりとりがおもしろかったです。
・働くことは人生において大きなイベントの1つであると私は考えます。
・障がいをお持ちの方が働くことはとても大切で大事なことだと思います。一緒に生きて行く
仲間として接する人が増えることを希望しています。
・私も障がいを持っている方が働いて元気になったり、病状が安定している方を数多く見て
います。一方、実際働きたいと思っていても、なかなか踏み出せない人もいます。その方達に
私達は何が出来るのかを考えるいい機会になりました。ありがとうございました。
・職場が変わると思います。例えば、手順のマニュアル化で共通業務の普遍化ができたり、
無駄をなくし簡素化することができています。
・本人達の働きたいという気持ちに対して、支援者が「まだ早い」や「今は難しいのではないか」
などと考えてしまいがちである。これにより、チャンスをうばってしまう事も考えられる。
・最後の映像(働いている当事者の笑顔)にグッと来ました。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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