Stay hungry,stay foolish
- 2011.10.06
- 日記
私のパソコンはwindows機ですが、プレゼンテーションのあり方と、仕事への向き合い方で大きな影響を受けた、アップル社の創設者の1人であり、前CEOのスティーブ・ジョブズ氏が亡くなりました。
アップル社といえばPCのマッキントッシュでパイオニアとなり、最近ではiPAD,iPhone,iPODなど、次々に情報通信の世界を大きく変革する製品を生み出していることは広く知られていますが、ジョブズ氏のカリスマ性も有名で、素晴らしいプレゼンテーションや、信念をそのまま仕事に反映させるスタイル、情熱、遊び心などは本当に多くの人をひきつけました。
私はスタンフォード大学の卒業式でのスピーチに影響を受けました。youtubeでも字幕付きのものを見ることができます。
http://www.youtube.com/watch?v=FNFX2RwOn54
http://www.youtube.com/watch?v=jQkJsyDUFhU
このスピーチで、ジョブズ氏は人生の持ち時間は限られており、他人の人生に自分の時間を費やしたり、誰かの考えに従って生きる必要もない、と話しています。最も重要なことは自分自身の心と直感に素直に従い、勇気を持って行動すること、とも述べています。
仕事についても、自分が好きなことを見つけ、仕事が人生の大きな割合を占めるのであれば、本当に満足な人生を送りたければ自分が素晴らしいと信じる仕事をやることだと強調しています。また、さらに素晴らしい仕事をしたければ、好きなことを仕事にする。もし見つからなくても、とどまらずに探し続けること、と話しました。
そして、スピーチの締めくくりは”The Whole Earth Catalogue(全地球カタログ)(!)” というジョブズ氏の好きだった雑誌の最終号の言葉でした。その号の裏表紙には、早朝の田舎道の写真の下に “Stay hungry, Stay foolish.” という言葉が書かれていたのだそうです。私の解釈では、良い仕事をして良い人生を送るためには、いつも何かに「乾いていて」「知識や常識にとらわれない考えをする」ことが必要だと、大学の卒業生に語りかけました。
自分の信念をらぬき、大好きな仕事でイノベーションを追求した希代のカリスマ、スティーブ・ジョブズ氏のご冥福をお祈りいたします。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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