「人と場をつなぐケア」講演会のお知らせ

山梨県立大学では、大学院看護学研究科精神看護学専門分野(平成24年度CNSコース認可申請予定)の開講を記念して講演会を開催されるそうです。手元にご案内をいただきましたので、ご紹介します。

テーマ 人と場をつなぐケア 

~精神保健医療福祉の実践からの学び~


講師  外口玉子 氏(社会福祉法人「かがやき会」理事長)

日時  2011年6月11日(土)
     13:30~15:30 (受付 13:00~)

場所  山梨県立大学 池田キャンパス 講堂

参加費 無料

申し込み・問合せ先
     山梨県立大学大学院看護研究科精神看護学専門分野
     詳しくはこちらのページをご覧ください
     →http://www.yamanashi-ken.ac.jp/news/event_news/3728.html
       (連絡先や申し込み用のチラシがダウンロードできます)

社会福祉法人かがやき会様は、1985年くらいから精神的困難を経験した方々を対象に高田馬場で活動を始められました。最初は自宅を解放して、病院から退院した人を住めるような場所を提供する方を中心に有志の方が集まって、それぞれの人の自立と社会参加に向けて、当事者ご本人やご家族、関係者の方々が集い、語らい、支えあうために、20年以上の長きにわたってさまざまな取り組みを行ってこられました。
「諏訪ハウス」や「落合ハウス」などの住居の提供、相談・交流の場「まど」、陶芸や紙粘土人形などの創作活動コーナーや福祉ショップを併設した「麻の葉くらぶ」、そして就労センター「街」など、地域に開かれた施設で、利用者とさまざまな人々との交流が特徴です。弊法人が目指している多彩な活動をメンバーさん主体の主体的に活動する機会として作り出しておられます。
私は東京在住の頃に、一度「かがやき会」様を訪問させていただいたことがありますが、いわゆる「施設」っぽくない自由な雰囲気のある場所でした。パン工房があり、地域ケアセンターや図書資料室などもあるという、今にして思えば、新しい部署の目指すものをはるか昔から具体化して活動しておられるところでした。

メンタルヘルス活動の地域実践に興味のある方はどうぞ日程をおあけください。私も大変楽しみにしています。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。