クラブハウスモデルでの実践講演会
- 2010.02.02
- 日記
2月1日に山梨県立大学准教授の大塚ゆかり先生をお招きして、法人内で講演をしていただきました。
内容は、大塚先生が北海道の旭川で実践されているクラブハウスモデルをもとにしたNPO法人旭川ひだまりの会での活動についてでした。
ひだまりの会では、喫茶と公的施設での食堂の2つのお店を運営していますが、関わるすべての人で法人の活動を運営する方針で、スタッフはできる限り手を出さずに「信じて、見守る」姿勢を貫いています。お店の運営の在り方、さまざまな決定事項を自分たちの手で、考えで決めていくことのあたりまえだけど素晴らしいことをお話しいただきました。日常業務についてもお教えいただき、DVDでは活動のご様子を見せていただきましたが、これも利用者の方によるものとうかがいました。画面の笑顔から伝わってくる楽しさにすいこまれました。
さまざまな質問とのやり取りもあり、多いに学ぶことのできたひと時でした。ご多忙のところお越しいただいてご講演下さった大塚ゆかり先生、集まっていただいた参加者の皆様、本当にありがとうございました。
参加者のアンケートの一部をご紹介します。
・待っているのではなく、こちらから行動していけば何とかなるというか、実現することができる
ものなのだと感じました。
・喫茶ひだまりにもいつか行けるように節約します。
・スタッフも、メンバーさんも、楽しんで仕事をされている様子が伝わって来て、こちらまで元気を
もらいました。
・一つのお店を運営していくというのは 細かい部分まで考えながら働かなければならないので、
そういった面でも喫茶ひだまりで働かれていらっしゃるメンバーの方やパートの方々はみなさん
でそれをこなしていらっしゃって 売り上げも結果を出されていらっしゃるので 素晴らしいと
思いました。
・話を聞いて何となくですが先へ進める道が見えてきた気がします。
・クラブハウスのメンバーが働く事の楽しさと大切さ、そして個々の役割と責任を考えながら活動
して行く素晴らしい現場だと感動しました。
・今日頂いたクラブハウスモデルの基準に興味をひかれましたのでよく読ませていただきます。
ありがとうございました。
・当事者主体の運営が上手に出来るといいと思いました。
・信じて待つ。なかなか難しいことですが、チャレンジする気持ちになりました。
・具体的な内容で大変参考になりました。
・自分の店ぽだけでなく、市役所など公的機関での営業をしているというところが新鮮でした。
NPO法人旭川ひだまりの会様のホームページはこちらから
→http://nhidamari.web.fc2.com/
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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