リカバリーの基盤となる10の構成要素
- 2010.01.30
- 日記
アメリカ連邦保健省薬物依存精神保健サービス部(SAMHSA)が2004年12月16~17日に開催したメンタルヘルス・リカバリーとメンタルヘルス・システム改革に関する国のコンセンサス会議では、110人以上の専門家のパネリストとメンタルヘルス利用者、家族、提供者、擁護団体、研究者、アカデミー会員、マネージドケアの代表、公的組織の代表などが参加しました。そして専門家のコンセンサス声明は、専門家のパネリスト審議の結果から導き出されました。そこでは「リカバリーの基盤となる10の構成要素」が述べられています。
1.自己決定権
2.個別的でありかつ本人中心的である
3.エンパワメント
4.全人的であること
5.リカバリーは直線的でない
6.ストレングスを基盤としている
7.ピア・サポート
8.敬意をもって接される
9.自分自身の健康維持についての責任
10.希望
こういった要素はメンタルヘルスの困難を持つ方々だけではなく、私たち自身のリカバリー(大切なものを失ったり、決して得られぬ夢に敗れたとき、もちろん疾病においても)でも重要なところだと思います。
National Mental Health Information Center
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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