ハリネズミと狐
- 2010.01.20
- 日記
ジェームズ・C・コリンズの「ビジョナリー・カンパニー」のシリーズにハリネズミと狐のたとえが出てきます。
古代ギリシャの寓話に「狐はたくさんのことを知っているが、針鼠はたったひとつ、肝心要(かんじんかなめ)の点を知っている」というものがあることに由来しています。
”狐型の人たちはいくつもの目標を同時に追究し、複雑な世界を複雑なものとして理解する。「力を分散させ、いくつもの動きを起こしており」、全体的な概念や統一のとれたビジョンに考えをまとめていこうとはしない。
これに対して針鼠型の人たちは、複雑な世界をひとつの系統だった考え、基本原理、基本概念によって単純化し、これですべてをまとめ、すべての行動を決定している。”
自分たちの活動で真に優れたものは、真に優れたものになる可能性があるものは何なのか。それはどんな理念に基づいているものなのか。プリンシパルを打ちたて、共有し、それを信じて情熱をもって活動し、同時に経済的な原動力になるものを決定してつきすすめていくことが重要だとコリンズ氏は書いています。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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(wrote:財団法人 住吉病院)
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