いのちの電話講演会
- 2009.12.15
- 日記
12/12、「山梨いのちの電話」様主催の公開講座の講師をうけたまわる機会をいただきまして、同僚と山梨県青少年センターロバース和戸にて話をさせていただきました。
会場のリバース和戸視聴覚室には多くのみなさまにお集まりいただきました。今回いただいたテーマは「心の病と立ち直り」でした。
まず、私から精神疾患の代表的な病いであるうつ病と統合失調症についての話しをさせていただきました。そしてどんな人でもリカバリーすることができるということについてお話しをさせていただき、同僚から自分自身の体験をお伝えいたしました。人前で話すことに緊張するという彼でしたが、私が話したいことをサポートしてくれるために、今回チャレンジをしてくれたのでした。
自分で原稿を作り、汗をかきながら気分が沈んでいるときに「がんばれ」と言われた時のことや働くことで元気を取り戻してきたことなどを話してくれました。あとで会場にお集まりいただいた方々から「感動しました」とたくさん声をかけていただいたそうでした。私は、自分自身がしんどかったある朝に、彼に声をかけてもらい、元気を出すことができたことを思い出して胸が熱くなりました。
最後に、リカバリーのために大切な「希望」についてみんなで考え、それぞれの方の希望の宣言をうかがいました。ご参加いただいた方の「希望の宣言」の一部をお読みのみなさまと共有したいと思います。
・明日を信じて生きる
・大人が元気になる
・仲間づくり後継者づくり
・いつも周りのともに助けられて来たので、今度は一つでも皆にお返しできたらと思います
・生きているだけでまるもうけ。あなたはあなたでいいのだ。それがいいのだ、をモットーに生きる。
・がんばらない
・おだやかな心を持つ。
・次の道を必ず決める。
・笑顔を取り戻す。心臓手術をして三年元気で娘の分まで生きること。
・多忙な毎日ですので家族のために、心と体を使えるように。
・自分にあった職につく!!
・退職まであと一年、若い人に思いを伝えたい
・人にやさしく 人に感謝
・継続は力なり
・あなたの笑顔のために頑張れる自分になる。そのために自分も笑顔でいる。
・相手の人を理解できるようにできる限り話を聞き、好きになるよう努力する。
・夢は叶う。笑顔が幸福をよぶ。与えられた事に全力投球する。
・人の役に立つ事をする。自分の夢を実現させる。自分と人を比べない。
自分自身も元気になれる講演会でした。その場にいらっしゃった方々、「山梨いのちの電話」のスタッフのみなさまに心よりお礼申し上げます。
最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。
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(wrote:財団法人 住吉病院)
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