サクラサク

小瀬の桜は満開ですが、花冷えというにはあまりにも寒い平日ナイトゲームのFC岐阜戦を見てきました。FC岐阜の監督はかつて林健太郎選手とともにヴァンフォーレでパスサッカーの一時代を築いた大木武監督です。

ヴァンフォーレは連戦を意識したスターティングメンバーでウタカ・バホス両選手を温存し武岡選手・新井選手の先発など3-4-3のシステムでスタートしました。試合開始後は五分のポゼッションから徐々に大木さんらしい岐阜のショートパスによる攻撃を受け止める時間帯になり、両WBを下げて5バックのようなフォーメーションで中央で待ちかまえ、ポゼッションはされてたはいたけれど打たれたシュートは1本におさえて前半を終えました。とはいうものの、昨年も確かルヴァンカップの中3日で岐阜にやられた気がしたので、ハーフタイムでちょっと嫌な感じがしていたのは内緒です。あと、この寒い中でハーフタイムに水をまいていたのは驚きでした。

後半もかなりボールを支配されていたのですが、ボールを奪うとすぐに佐藤洸一選手にあずけるパターンで反撃。今日の佐藤洸一選手のポストプレーはすばらしく、安定感とリズムを作ります。押し込まれていた時間帯が長かったのですが、後半17分に右から田中選手の早めのクロスにドゥドゥ選手がどんぴしゃのボレーで先制点!
そこからは甲府が試合を握り、さらに後半23分には、今度は左の荒木選手からのクロスにまたもドゥドゥ選手があわせて2点目、そしてそのまま試合は終了しました。ターンオーバーを意識したヴァンフォーレがホームで快勝という結果に、冷え切った身体とはうらはらに、心あたたかく自転車で帰路につきました。理事長先生のご機嫌のお顔が脳裏に浮かびました。試合後のドゥドゥ選手のインタビューはよく聞き取れなかったのですが、後からその内容を知り、彼が左手首に巻いているリストバンドの意味がわかりました。

DUDU, fiquei impressionado com seus dois objetivos e sua entrevista em 3 de abril.
Que Deus abencoe seu filhos.

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。