働いて元気になる!in柏

4月16日、以前、弊法人で一緒に働いていた精神科医の知り合いの方のご厚意により鎌ヶ谷地域精神疾患勉強会にお招きをいただきまして、久しぶりに千葉県は柏に出かけました。柏と言えばヴァンフォーレが初めてのJ1に上がった際の町であり、また、ヴァンフォーレもヴェルディもJ2降格を決められてしまった日立柏サッカースタジアムのあるところです。常磐線から降り立った柏の町はいつものように活気があり、会場にも多くのスタッフの方がいらっしゃっていました。今回はIPS援助つき雇用の話に加えてストレングスモデルについてもリクエストをいただき、時間一杯話を聞いていただきました。会場には、ストレングスモデルに基づいた支援を試みておられる医療機関の方々、就労支援を実践されているクリニックの方々もいらっしゃり、さまざまなご意見を伺いながら、自分自身の学びにさせていただきました。

IPS援助つき雇用のお話もさせていただきました。講演後には「先進的な試みをしていて、なかなか周囲が理解してもらえないことがあるのではないか」というご質問をいただいたのですが、身につまされるものがありました。私の答えは、理解されないことで自分の信念を捨てる必要はなく、「熱は熱を呼ぶ」という言葉を信じて、自分自身が働いて元気になる、と実践し続けていくことをこころがけています。というものでした。
ヴァンフォーレとは浅からぬ因縁のある柏の地で、たくさんのホーム感をいただいて帰途につきました。かつての同僚からお土産にいただいた「希望」Tシャツと千葉県名産の落花生。どうもありがとうございました。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。