日本勝つ!

AFCアジアカップ2011、準決勝は日韓戦でした。前半の早い時間帯でPKをとられ先制されたものの、前半は2列目の3選手の頻回なポジションチェンジで相手守備陣を崩し、前田選手のゴールで追いつきました。後半は、2列目の選手がサイドに流れてスペースを作る戦術に対抗して韓国がマンマーク気味についてスペースを消すようになり、攻撃ではロングボールを入れるように戦術を修正してきたのに対して対応が遅れ、押し込まれる場面もあったものの、互いに得点なく、前回大会準決勝と同じく延長戦に突入しました。

延長戦前半、岡崎選手の突進からPKを得て、本田圭祐選手がまたも真ん中に蹴り、GKに防がれたかと思った瞬間、入り込んできた細貝選手のゴールで逆転! 延長後半はさすがにイタリア人監督ザッケローニ、ディフェンスを投入して3バックに両サイドを下げて実質5バックにし、ゴールに鍵をかけるカテナチオを試みましたが、センターバックとGKの連携に不慣れがあり、ラインが下がり過ぎてしまって高さで韓国に押し込まれ続けるようになり、ついに試合終了間際に同点ゴールを許してしまい、思わずテレビの前でのけぞってしまいました。

しかし、PK戦では今大会調子が今一つに見えていた川島選手が、かつての川口選手を思わせる強さを発揮して韓国のPK3連続失敗を呼び込み、今野選手のPKが決まって、思わずテレビに向かってガッツポーズ!難関を突破した日本はいよいよタイトル奪回にあと1勝と迫りました。

日本代表、ありがとう!チームとしての成長が見えるアジアカップです。ここまできたら優勝して、アジアカップ最多制覇国になってもらいたいと思います。

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